中小企業を含む、全てのOEM/部品メーカーでMBDの活用を

制御や開発対象を「モデル化」し、そのモデルを用いてシミュレーションをすることで、大幅な開発効率アップと品質向上を実現するモデルベース開発(MBD)。マツダがMBDを用いて大幅な開発効率アップを実現したことはご存じの方も多いと思いますが、まだまだ中小企業をはじめモデルベース開発の導入に踏み切れていない企業もあります。
一方で、全てのプレイヤーが規模の大小を問わずに、モデルでつながることで、より高効率な開発が実現できます。
株式会社アイシン、ジヤトコ株式会社、株式会社SUBARU、株式会社デンソー、トヨタ自動車株式会社、日産自動車株式会社、パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社、本田技研工業株式会社、マツダ株式会社、三菱電機株式会社を運営会員として2023年3月に一般社団法人化した、MBD推進センター(JAMBE)の代表理事である 人見光夫氏を講師に迎え、MBDの活用の効果、どんな企業でもモデルでつながることのメリットを解説していただくことで、オールジャパンで開発力を強化する未来の実現に貢献したいと思います。

こんな方にお勧め

①「モデルベース開発がもたらす効果」を知りたい

②モデルベース開発に興味はあるが、導入に踏み切れていない

③クルマの先端技術の展示会情報を探している

講演内容

モデルベース開発の本当の価値とサプライヤーとつながる意味

2000年代初頭から本格的にMBDに取り組み始めたがその背景と、MBDを浸透させた方法やMBDの活用事例などに触れながら、実感された多くの効能について説明することで、浸透に苦労している人やMBDに取り組むべきかどうか迷っている人の一助とする。

講師

一般社団法人 MBD推進センター 代表理事
マツダ 株式会社 エグゼクティブフェロー イノベーション
人見 光夫 氏

 

プロフィール

2000年よりエンジン先行開発部の部長としてSKYACTIV エンジン開発をリード。同時に部門を上げてモデルベース開発(MBD)に本格的に取り組み始めた。
2010年からパワートレイン開発本部長の時SKYACTIV エンジン商品化開始 2011年執行役員、2014年常務執行役員となり、MBDをパワートレイン開発だけでなく車両開発や技術研究所へと拡大していった。
2019年よりシニアフェローとなり今に至る。

開催概要

日時:12月6日(水) 13:00~13:50
参加費:無料
開催方法:YouTube
お問い合わせ先:[email protected]