前回 モデルベース開発フォーラム
9月4日 (水) 11:00 - 11:30
MBD推進センター(JAMBE)活動紹介
JAMBE 企画統括委員会
委員長 (マツダ)
足立 智彦
JAMBEの概要と各委員会の活動内容のご紹介をいたします。
2015年より経済産業省主導で「自動車産業におけるモデル利用のあり方に関する研究会」として活動し、とりまとめてきた「SURIAWASE2.0の深化」を民間主体で継承・実現するために、JAMBEを設立いたしました。2023年より一般社団法人に移行し、現在170以上の会員企業・団体とともに、①MBDの普及推進、②モデル流通の推進、➂共通課題の解決に取り組んでいます。
9月4日 (水) 13:00 - 13:30
AIによるセットベース設計:手戻りのない設計目標設定
Secondmind
日本法人代表
井上友宏
MBSEの初期設計では要件の文書化と構想設計後、シミュレーションで設計要件を確認しますが、複雑な設計ではシミュレーションに時間がかかり、経験に頼った限定的な設計となるのが現実です。SecondmindはAI予測を活用し、シミュレーション数を削減しつつ、複数の性能目標を満たす設計空間を網羅的に探索し、明確化します。これにより、初期設計以降に生じる制約条件変更などによる設計の手戻りを減少させ、革新的な設計を実現します。
9月4日 (水) 14:00 - 14:30
機能設計変換手法:MBDを活用したSDV(Software Defined Vehicle)と法規対応へのアプローチ
株式会社 電通総研
齊藤 智明
自動車メーカーは、電動化やSDVという挑戦と型式認証制度の遵守という守りを同時に求められています。マツダ時代に新しい法規に対応しながら、MBDでシステムを刷新した経験を基に、法規対応との親和性の高い機能設計変換手法(FDX:Functional Design Transformation)を紹介します。さらに、SDV時代における設計と法規対応の効果的な統合についても解説します。
9月4日 (水) 15:00 - 15:30
未経験者を即戦力化(2Dから3D+MR活用へ)
有限会社 永井製作所(群馬県)
永井 慎也 代表取締役社長
プレス金型製作での人材不足が深刻化する状況において、未経験者の即戦力化を目的として3D設計+MR技術を取り入れ、熟練者の技能伝承を容易にする新たな取り組みを始めています。
3Dモデルによる作業案内の見える化は、言語や経験を超えた多様な人材が活躍できる環境整備に役立ちます。
将来的には、大手企業とのCAEモデル流通への波及を目指す地方の小規模金型製造メーカのビジョンをお話しします。
(展示会場で試作モデルも体験いただけます。)
9月5日 (木) 11:00 - 11:30
MBD推進センター(JAMBE)活動紹介
JAMBE 企画統括委員会
副委員長(パナソニックオートモーティブシステムズ)
齊藤 雅彦
JAMBEの概要と各委員会の活動内容のご紹介をいたします。
2015年より経済産業省主導で「自動車産業におけるモデル利用のあり方に関する研究会」として活動し、とりまとめてきた「SURIAWASE2.0の深化」を民間主体で継承・実現するために、JAMBEを設立いたしました。2023年より一般社団法人に移行し、現在170以上の会員企業・団体とともに、①MBDの普及推進、②モデル流通の推進、➂共通課題の解決に取り組んでいます。
9月5日 (木) 13:00 - 13:30
パワートレインの仮想適合:AIが導く開発効率化
Secondmind
日本法人代表
井上 友宏
開発の効率化が求められる今、AIを活用し高精度・高速なモデルを作成することで、定常のみならず過渡条件でのバーチャルな適合により、開発効率化することを提案します。本セッションでは、AIの活用により、少ない実機計測から高精度のバーチャルモデルを作成し、モーター適合を効率化する事例を紹介します。開発サイクル短縮、省人化、ひいては環境目標の達成にも貢献します。
9月5日 (木) 14:00 - 14:30
車載認識AI開発トレーニングへのシミュレーション活用
株式会社 IDAJ
MBDプロセス・ソリューション部
ビジネスディベロップメント
須藤 伸也
自動運転ならびADAS機能の実現において、堅牢な認識アルゴリズムは不可欠な要素です。周辺認識が高精度かつ安定しているほど、その後の経路判断や車両制御を含めたシステム全体の堅牢性が担保されます。CognataシミュレーションはDNN処理されたPhoto Realisticなカメラ映像とメーカー認証を得たセンサモデルを提供し、認識AIトレーニングを加速させます。
9月5日 (木) 15:00 - 15:30
クラウド型解析ソリューション「Simulation-Space™」サービスのご紹介
株式会社 NTTデータエンジニアリングシステムズ
新事業企画室 営業部 営業課 課長
川島 雅彦
従量課金制CAEクラウドサービスのご紹介をさせていただきます。従来の解析ソリューションを利用されているお客様は専用PCの準備が必要となり、解析ソリューションの利用頻度とは関係なく発生する年間保守料金の負担が課題となっています。お客様の声にお応えするクラウド型解析ソリューション「Simulation-Space™」では、利用環境をクラウド上にすることで、高スペックPCと解析ソリューションの購入費用や維持メンテナンスを必要としないサービスを実現しました。実際に利用されているユーザ事例を交えながら、ご紹介いたします。
9月6日 (金) 11:00 - 11:30
MBD推進センター(JAMBE)活動紹介
JAMBE MBD普及推進委員会
委員(本田技研工業)
青木 剛
JAMBEの概要と各委員会の活動内容のご紹介をいたします。
2015年より経済産業省主導で「自動車産業におけるモデル利用のあり方に関する研究会」として活動し、とりまとめてきた「SURIAWASE2.0の深化」を民間主体で継承・実現するために、JAMBEを設立いたしました。2023年より一般社団法人に移行し、現在170以上の会員企業・団体とともに、①MBDの普及推進、②モデル流通の推進、➂共通課題の解決に取り組んでいます。
9月6日 (金) 13:00 - 13:30
ドア設計に対するモデル化変遷と今後
ニュートンワークス 株式会社
CAE総合開発センター
田中 友和
車両のドア設計においては、安定性や安全性、外乱の影響など多くの要求仕様の検証が必要です。またパワーウィンドウの設計開発においては、挟み込み検知や電圧変動対策、操作感など感性に関わる要素の評価も重要です。一方で増加する開発工数を如何にして削減するかも課題となっています。
本講演では、モデリング手法とシミュレーションの活用により、効果的で効率的な開発手法を具体的な事例を交えて提案します。
9月6日 (金) 14:00 - 14:30
試作レスをめざすMBD(Model Based Development)の取り組み
~インバータにおける統合解析モデル事例~
株式会社 日立産業制御ソリューションズ
粂川 真信
ハード側のMBD化アプロ―チ方法がわからない、CAE解析で実測との乖離に困っている方に向けて、当社のアプローチ方法と解析事例を紹介します。本講演では、複数設計要素のモデルの高精度化、統合するために精度を落とさず1D化する技術のアプローチ方法の事例、熱解析3Dモデルの高精度化について紹介します。
9月6日 (金) 15:00 - 15:30
AIによるセットベース設計:手戻りのない設計目標設定
Secondmind
日本法人代表
井上 友宏
MBSEの初期設計では要件の文書化と構想設計後、シミュレーションで設計要件を確認しますが、複雑な設計ではシミュレーションに時間がかかり、経験に頼った限定的な設計となるのが現実です。SecondmindはAI予測を活用し、シミュレーション数を削減しつつ、複数の性能目標を満たす設計空間を網羅的に探索し、明確化します。これにより、初期設計以降に生じる制約条件変更などによる設計の手戻りを減少させ、革新的な設計を実現します。
※敬称略
※本ページに記載の出展社数・来場者数・国数は同時開催展を含む最終見込み数字であり、開催時には増減の可能性がございます。
※HP内の写真は過去開催時の写真を使用している場合がございます。