モデルベース開発フォーラム

クルマのモデルベース開発に関する最新動向や最新事例を講演。
申込みは不要ですが、オートモーティブワールド展示会場内での開催となりますので、展示会場入場のための来場登録をお願いします。

9月17日 (水) 11:00 - 11:30

MBDと取り巻く様々な技術・規格の概要と事例紹介

パーソルクロステクノロジー株式会社
第2電子・制御設計本部
馬場 慶治

MBDはMBSEや機能安全など取り巻く様々な規格や技術を踏まえて活用することが必要となってきています。しかしながらMBDによる制御設計とMBSEによるシステム設計が上手く連携できず、効果・効率を上げられないなど、実際の現場では適用・適応していくうえで様々な課題が発生していることも事実です。今回の講演では、これらMBDを取り巻く様々な技術・規格の概要を説明させていただくとともに、推進課題や取り組み事例を紹介します。

9月17日 (水) 13:00-13:30

~腹落ちするMBD第2弾~
「Simulinkの実装に詳細な仕様書は必要?」 よくある間違い事例と正しいMBDとは

株式会社エクスモーション
コンサルタント
松井 良太

動く仕様書とも呼ばれるSimulink。MBDの場合、要求仕様書はどうあるべきでしょうか?
「Subsystemと要求を1対1対応させてトレサビを取りやすくする」
「モデルを作るインプットとして仕様を詳細に書く」
MBDの現場でよくあるこの考え方が正しいのかどうか、実例を交え分かりやすく解説します。
これからMBDを導入する方、今のやり方に違和感がある方、ぜひ一緒に正しいMBDとは何かを考えましょう。

9月17日 (水) 14:00-14:30

グローバル共創とバーチャル試験を支えるモデル連成プラットフォームの進化

東芝デジタルソリューションズ株式会社
デジタルエンジニアリングセンター
北原 博隆

自動車開発の現場では、モデルベース開発の高度化に伴い、海外開発拠点との共創やバーチャル試験の活用がますます重要になっています。モデルを秘匿したまま連携可能な技術により、機密性を保ちながら、海外開発拠点との安全な協調開発を実現する取り組みをご紹介します。加えて、生成AIを活用した新たなアプローチについても取り上げます。

9月17日 (水) 15:00-15:30

MBD推進センター(JAMBE)活動紹介

JAMBE 企画統括委員会
委員長 (マツダ)
足立 智彦

JAMBEの概要と各委員会の活動内容のご紹介をいたします。
JAMBEは、2015年より経済産業省主導で「自動車産業におけるモデル利用のあり方に関する研究会」として活動し、とりまとめてきた「SURIAWASE2.0の深化」を民間主体で継承・実現するために設立いたしました。2023年より一般社団法人に移行し、現在200以上の会員企業・団体とともに活動を進めています。

9月18日 (木) 11:00-12:00

MBD/1DCAEを活用したシステムシミュレーションによる開発効率化

デジタルプロセス株式会社
デベロップメントエンジニアリングサービス部
シニアエキスパート
酒井 弘正

開発の期間短縮・生産性向上が強く求められる現在、MBD/1DCAEをいかにうまく活用していくか?が問われています。本講演では、MBD/1DCAEの狙いやそこに活用される物理モデリングツールに求められる要件、Simcenter Amesimを用いた油圧システムを含むシミュレーションの適用例を中心にご紹介します。

9月18日 (木) 13:00-13:30

KULIで変える熱マネジメント開発 
-企画段階から始める1Dシミュレーションと欧州事例-

株式会社中央図研 CAEソリューション課
マネジャー
交易場 真

電動化の進展とともに、熱マネジメントは開発QCDに直結する重要分野となっています。一方で、企画初期では仕様が固まっておらず、1D-CAEをどのように活用すればいいのかという困り事も多く耳にします。
本講演では、欧州のOEM・サプライヤがKULIを活用し、企画段階から冷却戦略やコンポーネント仕様を可視化・検討している事例を紹介します。これにより、設計初期からシステム全体を俯瞰し、無駄のない開発が実現できます。
KULIは実車の車両モデルもあり、UIも分かりやすく、設計者でも短期間のトレーニングですぐに活用できます。まずはお試しプランから始めることで、熱マネジメントの具体的な導入に向けた検討ができます。

9月18日 (木) 14:00-14:30

MBDとMBSEの連携で実現する高効率開発プロセスに向けた取り組み紹介

株式会社 日立産業制御ソリューションズ
コネクティブエンジニアリング事業部
加藤 亘
岡本 健志

本講演はMBDやMBSEの導入・活用を検討されている方々にとって、実践的なヒントを得られる内容である。JAMBEは、MBDの普及とMBSEの導入により、手戻りのない高効率な開発を目指している。本講演では、CI/CDによる検証工程自動化とデジタルツイン(シミュレータ)構築のMBD効率化支援事例を紹介し、今後のMBSE連携の重要性と、10年以上かけて構築したSE/MBSE適用サービスの実践内容を解説する。

9月18日 (木) 15:00-15:30

AD/ADAS開発の効率化・高度化を支援するAVOpsソリューションのご紹介

株式会社IDAJ  MBDソリューション開発部
リーダー 
小林 俊介

AD/ADAS開発では、システム外乱影響を加味した開発効率・品質向上のため、シミュレーション環境を利用した機能テストの強化が重要です。
IDAJでは、AD/ADAS機能設計から機能開発、さらに運用までのライフサイクル全体を効率的に管理するAVOps(Autonomous Vehicle Operations)をご提案しています。
本ソリューションは、プロセスをシームレスに統合し、開発効率と品質の飛躍的な向上に貢献します。

9月19日 (金) 11:30-12:00

複雑化する自動車開発の中、エンジニアの判断をアシストするAI技術

Secondmind
山本 和志
佐多 直和

最先端AIが自動車開発の常識を変革します。SecondmindのAI技術は、複雑化する車両システムの設計と、膨大な時間がかかる適合(キャリブレーション)の二大課題を解決。多次元の設計空間からAIが最適設計解を導き出して設計手戻りを排除する一方、AIが適合に必要なテストを予測し効率よく計測して開発期間を短縮。エンジニアの知見と判断力をアシストして、的確で素早い意思決定を実現、製品競争力の強化と開発効率化を達成します。

9月19日 (金) 13:00-13:30

MBDに向けた1D-CAEの活用 

ニュートンワークス株式会社 CAE総合開発センター
研究員
向後 敬志

製品開発のコスト削減や開発期間の短縮に向けて、モデルベース開発(MBD)の導入が多くの業界で進んでいます。 MBDを推進するためには、開発の初期段階から対象となるシステム全体を俯瞰し、各サブシステムおよびコンポネント間の相互影響を時間軸を考慮して設計検討、全体最適化をすることが重要となります。 
上記を実現するにあたり、モデルは対象システムに存在する様々な物理領域を同時に扱い、また検討段階に合わせたモデル詳細度を選択ができることが望まれます。1D-CAEは原理原則に基づき、検討目的に応じてモデル化の範囲や詳細度を柔軟に変えることができます。 
本発表ではMBDにおいて、1D-CAEを用いることの効能や活用方法について示します。

9月19日 (金) 14:00-14:30

制御ソフトの最新の開発手法をサポートするCodebeamer

PTCジャパン株式会社
ALMテクニカルスペシャリスト
高橋 真人

ますます規模と複雑さを増す制御ソフトには、要件管理・テスト管理・品質管理のすべてをカバーする包括的なアプリケーション・ライフサイクル管理(ALM)の仕組みが強く求められています。
MBSEをはじめとした現代的な開発手法をサポートするPTCのcodebeamerをご紹介します。

9月19日 (金) 15:00-15:30

複雑化するモビリティ開発に対応するモデルベース・システムズエンジニアリング

株式会社 図研
DX戦略室
室長
阿部 稔

CASE時代における自動車の電気制御の増大による複雑なものづくりに対応するため、MBSE(モデルベース・システムズエンジニアリング)が注目されています。そこで、本セッションでは、実設計における、図研のMBSEソリューション『GENESYS』を用いた具体的な適用例をご紹介します。MBSEの導入や適用を検討されている方に、業務プロセスでの活用ヒントを提供します。ぜひご聴講ください。

※敬称略

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※従来のように招待券をお持ちいただく形ではなく、事前に来場登録が必要となります。複数名でご来場される場合も全員分の登録が必要です。

※本ページに記載の出展社数・来場者数・国数は同時開催展を含む最終見込み数字であり、開催時には増減の可能性がございます。
※HP内の写真は過去開催時の写真を使用している場合がございます。